阪神・矢野監督「負けなかったのは大きかった」ポール直撃のマルテ弾を称賛

 8回、同点ソロを放った阪神・マルテを見つめる矢野監督(撮影・高部洋祐)
 8回、三振に倒れた阪神・佐藤輝と選手交代を告げにベンチを出る矢野監督(撮影・高部洋祐)
 引き分けに終わり、スタンドのファンにあいさつする阪神・矢野監督(撮影・北村雅宏)
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 「阪神2-2ヤクルト」(30日、甲子園球場)

 阪神は1点ビハインドの八回1死から、マルテが右翼ポール直撃の同点13号ソロを放って引き分けに持ち込んだ。

 矢野監督は「八回でしたし、負けなかったのは大きかった。向こうも勝ちパターンのピッチャーがどんどん投げてくる中で、いい本塁打でした」とマルテの一撃を称賛。

 当初は右翼フェンス直撃の三塁打という判定だったが、すぐさまベンチを飛び出して嶋田球審にリクエストを要求。「僕もすぐポールに当たったんじゃないかという風に見えたんで、あそこはすぐ行きました」と振り返った。

 8連勝中だった2位・巨人が敗れてゲーム差は3に広がった。1勝1分けで迎えるカード最終戦に向け、「打線がもっと点を取れれば、もっともっといい形でやっていけると思うんで、何とか明日、みんなで点を取って頑張っていきます」と意気込んだ。

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