阪神ドラ2伊藤将 父の日前に恩返し星ならず 6戦連続被弾、7回3失点で4敗目
「阪神2-6巨人」(19日、甲子園球場)
恩返しの1勝を贈ることはできなかった。阪神ドラフト2位・伊藤将(JR東日本)は7回6安打3失点で4敗目。20日の「父の日」を前に「お酒を送りたい。何より勝利を届けられるようにしたいです」と話していたが、白星のプレゼントはお預けとなった。
悔やまれるのは、プロ入り後初めて喫した1試合2発。四回に大城、六回に坂本に、いずれも2死からソロを浴びた。これで6戦連続の被弾。「どちらももったいなかったですし、悔やまれる1球となってしまいました」と肩を落とした。
悔やまれるのは投球だけではない。1-2の五回無死二塁での打席では送りバントを失敗。反攻の流れを作れなかったことも結果的に痛手となった。矢野監督は「トータル的にはナイスピッチングだけど、バント失敗とかツーアウト取ってホームランは今後の課題かな」と指摘する。
「しっかり反省して、次回の登板ではそういったことがないように」と左腕。きっちりと修正し、次こそ勝利を届ける。