「楽天１－９阪神」（１２日、楽天生命パーク宮城）

　マー君撃ちで新たな“勲章”だ。阪神のドラフト１位・佐藤輝明内野手（２２）＝近大＝が、楽天・田中将大投手（３２）から価値ある１６号ソロ弾を放った。交流戦新人最多タイとなる１２打点目とし、観戦に訪れた父方の祖父母も喜ばせた一発。田中将に本拠地で３２４０日ぶりとなる黒星を付け、交流戦勝ち越しを決めた勢いで１３日も勝利を目指す。佐藤輝との一問一答は以下の通り。

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　－田中将からホームランを放った。

　「追加点が欲しい場面でああいうバッティングができたんでうれしいです」

　－接戦の中で迎えた打席だった。

　「とにかく強いスイングで、自分らしいスイングだけを考えていました」

　－５連勝で、明日が最後の交流戦となる。

　「昨日、今日といい形できたので、明日もしっかり勝って帰りたいと思います」

　－交流戦新人打点記録に並んだ。自身の持つ交流戦新人最多本塁打記録とともに更新が期待される。

　「記録というよりも、しっかりチームに貢献できるように打点だったり、ホームランだったりを積み重ねてその結果、できればうれしいなと思います」