阪神が大阪ガスと「カーボン・オフセット試合」 OB近本、自身も「環境問題に目を」

 阪神は7日、大阪ガスと阪神甲子園球場、阪神タイガースによる「カーボン・オフセット試合」を開催すると発表した。

 3社が手を合わせ、J-クレジット制度を活用し、阪神甲子園球場で開催される『ウル虎の夏』期間の阪神タイガース主催試合で排出されるCO2(80t~90t-CO2)を、オフセットする。

 これは、「環境保全の推進」の一環。阪神甲子園球場と阪神タイガースが、銀傘への太陽光発電の設置や球場内で販売する飲料プラスチックカップのリサイクル推進等、従来の取り組みに加え、大阪ガスによる賛同・支援の下、実施するものとなっている。

 さらに、「ウル虎の夏」期間中は、阪神電車の全線(本線、阪神なんば線、武庫川線及び神戸高速線)の各駅の自動構内放送や、試合中の球場ビジョン(スコアボード)に近本選手(大阪ガス出身)が登場。カーボン・オフセットのPRとCO2排出量の削減に向けた呼びかけを行うことで、多くの方に地球温暖化防止などの環境問題への関心を高めてもらうことが狙いだ。

 近本は「僕がタイガースに入団する前にお世話になっていた大阪ガスさんと、このような形で一緒に取り組んでいけることをうれしく思います。これを機に、僕自身もさまざまな環境問題に目を向けて、日常の中で自分たち一人一人ができることに取り組んでいきたいと思います」とコメントした。

 ※J-クレジット制度は、省エネルギー機器の導入や森林経営などの取り組みによる、CO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を、クレジットとして国が認証する制度。

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