阪神 サンズ暴走?気味激走から糸井が先制2ラン「悔しさを絶対に晴らしてやろうと」
「西武-阪神」(30日、メットライフドーム)
暴走気味!?とも言えるサンズの激走が先制点奪取の流れを呼び込み、ロハスに代わって指名打者に入り、久々に先発出場した糸井が先制2ランをマークした。
二回先頭で打席に入ったサンズは左越え二塁打で出塁。スパンジェンバーグも二塁にいい返球をしたが、激走したサンズの足が勝った。
この後、佐藤輝の左飛でもサンズは強引にスタート。タイミングはアウトだったが、三塁・中村は捕球できず苦笑いを浮かべていた。
サンズが作ってくれたチャンスをモノにするしかない状況で打席に入った糸井。2ボールからのフォークを完璧に捉え、打球はそのまま右中間席に吸い込まれた。
ダイヤモンドを一周した後は、佐藤輝が魅せる「Zポーズ」のようにカメラに向かって謎のサインポーズを披露。13試合ぶりにスタメン出場した超人がいきなりバットとアクションで沸かせた。
糸井は前夜、満塁で凡退した悔しさを振り返りながらコメント。「昨日の満塁で打てなかった悔しさを絶対に晴らしてやろうと思っていました。最高のバッティングができました」と口にしていた。