阪神ドラ1佐藤輝 痛恨けん制死 「4番・三塁」あるぞ!7日DeNA戦で汚名返上や

 7回、代打・糸井の時、けん制死する二走・佐藤輝
 7回、中前打を放つ佐藤輝
 7回、中前打を放つ佐藤輝
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 「ヤクルト2-2阪神」(5日、神宮球場)

 上り調子のバットから快音が生まれた。1点リードの七回。阪神先頭の佐藤輝が今野の直球を振り抜き、中前にはじき返した。これで4試合連続安打。梅野の送りバントで二塁に進むと、中野が空振り三振に倒れた後に代打・糸井がコールされた。

 母校・近大の先輩はゆっくりと打席に入り、臨戦態勢を整える。しかし、その直後に佐藤輝が隙を突かれた。二塁けん制でタッチアウト。追加点を奪う絶好機をつぶし、矢野監督も「流れの中であそこでアウトになるというのは良くない」と苦言を呈した。

 八回に同点に追いつかれ、そのまま今季初の引き分け。指揮官は「そういうものを経験にして、次からどうするかっていうことの方が大事なので」と新人にメッセージを送った。9本塁打、25打点とチーム2冠の背番号8。打線をけん引する存在だからこそ、求めるハードルも高くなる。

 主砲大山が背中に張りを訴え、出場選手登録の抹消が決定。4番の代役にはマルテ、サンズらに加えて佐藤輝の名も挙がる。休養日の大山に代わって初めて「4番・三塁」で出場した2日・広島戦(甲子園)では、逆転満塁弾を含む5打点の大活躍で勝利に導いた。

 前日、そしてこの日と2日連続で試合前に三塁に就いてノックを受けているルーキー。矢野監督は「これから考える」としたが、7日・DeNA戦からホットコーナーを守る可能性はある。球団史上初の新人左打者による2桁本塁打まで残り1本。打率・308と大好きな横浜スタジアムで、新たな時代の幕が開けるかもしれない。

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