「中日２－６阪神」（２９日、バンテリンドーム）

　首位を走る阪神がバンテリンドームでの連敗を「７」で止め、貯金を「１０」に戻した。鬼門ナゴヤでの勝利で、３、４月は同一カード３連敗がないまま終えた。

　矢野監督は「結果的には３連敗するとね、戻すのに連勝しかなくなってくるので。そういうところでは、頭２つとられたけど、結局、貯金１個減っただけで帰れるというのは大きい」と１勝の重さを強調した。

　続けて「年間の中でずっといい状態で野球をやれるわけじゃないから、そういうところでは。調子のいいのと、ちょっと１カ月やって、疲れが出てきているメンバーと、そういうのが出てきているから、そういう中で踏ん張れたというのは、シーズンの中で必要なことやし、よく踏ん張ってくれたなと思っています」と今季ここまでの戦いぶりに対しての手応えを口にしていた。