4戦4勝の阪神・ガンケルは「すごい勉強熱心なやつ」矢野監督が語るハングリー精神
「阪神10-7ヤクルト」(18日、甲子園球場)
阪神・先発のガンケルが6回1失点で勝利投手になった。開幕から自身4戦4勝と好調な要因について、矢野燿大監督が報道陣に語った。
4試合すべてクオリティスタートを達成。防御率は1・09(18日の試合終了時点)。安定感のある活躍ぶりに指揮官は「球の力というかキレ。ベース上での強さというのを感じるから。それが1番変化も強くなるし。もともとコントロールというのはいい投手なんで。そういうところでは球の力があってコントロールが良ければ抑える確率は上がってくる。タイミングの変化、ボールをちょっと動かすというのも、打者としては早いタイミングで合わせていくとなれば打ち取れる確率は上がるんで、そこが1番」と、変化球のキレとコントロールの良さを挙げた。
ただ、その好調ぶりを支えているのは「すごい勉強熱心なやつ」(矢野監督)というところだろう。昨季から「何とか日本で成功したいという思いがすごくあって。本当に頭が下がるような姿勢で、去年もそういう姿をずっと見ていたんで。それがまたすごくガンケルにとってもプラスに働いている。ハングリー精神はすごいよ、ああ見えても」と、その姿を見守っていたと明かした。
今季のキャンプでは、臨時コーチを務めた巨人OBの川相昌弘氏から、同氏の代名詞と言えるバントを熱心に教わった。矢野監督は「それをまた継続してやれるというのはガンケルの素晴らしいところ」と認め、「だからこそ、身についてきてるところがあるし、自信を持ってチャレンジしていけるところになってると思う」と語った。
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