阪神 打線満開18安打9得点!二回連打から梅野先制打 三回天敵スアレスに打者一巡

 4回、ホームランパフォーマンスをするマルテを笑顔で見守る阪神ナイン
 2回、適時打を放っつ梅野
 3回、木浪は右前適時打を放つ
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 「オープン戦、ヤクルト6-9阪神」(16日、神宮球場)

 春を思わせる陽気の東京で、早くも猛虎打線が“満開”を迎えた。阪神はヤクルト投手陣に畳みかけるような猛攻で18安打9得点。開幕カードの相手をコテンパンに打ち込んだ。

 3安打を放った梅野が胸を張る。「やっぱり嫌なイメージで行くよりはね。こうやって(相手に)嫌なイメージを植え付けられたんじゃないかというのは良かったです」

 先制点は背番号2のバットがたたき出した。大山、サンズの連打で始まった二回の攻撃。1死満塁からスアレスの149キロ速球を逆方向に打ち返す。風に乗った打球は、右翼フェンス直撃の2点適時打となった。

 打者9人の猛攻となった三回は一挙に4得点。無死一、二塁からの大山の適時打が効いたが、連続三振を奪われ、2死となってからの糸井、木浪の適時打にも価値がある。

 しかも、相手は昨季3戦2敗、防御率0・47と苦しめられたスアレスだ。「立ち上がりもいいボールを投げていたし、そんなに簡単という感じじゃなかったけど。ウチとしてはいい攻撃ができたかな」。矢野監督もご満悦の表情で話す。

 さらにさらに四回だ。2番手・寺島からマルテが左翼へ、佐藤輝が右翼へ、ともに“打った瞬間”の完璧な一発で3点を追加。序盤の大量得点に、左翼席を中心とした神宮の虎党は沸きに沸いた。

 それでも浮かれてはいない。指揮官は内川の加入で厚みを増した燕打線について「もともと上位の村上までのところが大きな強みだったと思う。そこに内川が入ってイヤらしさがプラスされている」と警戒を強めた。

 9日後に迫った開幕戦。オープン戦で目下、6勝2敗1分け、勝率・750で首位タイに立つ。チーム打率(・303)、本塁打数(14本)で12球団トップに君臨する勢いを維持したまま、神宮に戻りたい。

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