阪神・西純17日最終テスト 西武打線「圧倒」で開幕ローテへ
次のマウンドが開幕ローテ入りへラストチャンスだ。阪神の西純矢投手(19)が15日、甲子園での投手指名練習に参加。登板予定の17日・西武とのオープン戦(メット)へ向けてブルペン投球やダッシュなどで調整した。与えられた絶好機で快投し、矢野監督をうなずかせる。
開幕2カード目までの先発6人のうち、藤浪、西勇、秋山、青柳は当確。ガンケルと伊藤将が候補の3戦目と、チェンが候補の5戦目はまだ確定していない。そのため「そこを目標にキャンプから過ごしてきましたし、自分にとって絶対にプラスになると思うので(開幕を)1軍で迎えたい思いは強いです」とその座を狙う。
最終テストの相手に不足はない。2度の本塁打王に輝いた山川や19年の首位打者・森らが並ぶ西武打線。「自分の持ち味を出して、低めに直球を投げ込みたい。その中で、打者を圧倒できるように頑張ります」。臆することなく、真っ向勝負で挑んでいく考えだ。
同期の活躍も力に変える。14日の巨人戦では1軍初登板の及川が4回1安打無失点。「負けていられないなという気持ちが強くなりましたし、このままでは置いていかれるなとも思った」と表情を引き締めた。し烈なローテ争いを制するため、全力で目の前の打者をねじ伏せる。
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