掛布氏「伝説のバックスクリーン3連発の前に4連発があった」

 掛布雅之氏
 バース(左)がバックスクリーンへ1号3ラン。続いて掛布もバックスクリーンへ2号本塁打を放ち、抱き合って喜ぶ=1985年4月17日
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 阪神のHLT(ハンシン・レジェンド・テラー)を務める掛布雅之氏(65)が26日、神戸市のラジオ関西「としちゃん・大貴のええやんかー!やってみよう!!」(毎週金曜日午後8時半~)に出演した。

 2週連続の出演となった今回は、バース、掛布、岡田の「バックスクリーン3連発」の前に、4者連続アーチがあった秘話を披露。1976年の9月19日、甲子園で行われた広島とのダブルヘッダー第1試合、六回裏に「1番の中村勝さんが打って、2番の僕が左中間に放り込んだんですよ。そしてラインバック、田淵さん。もうお祭り騒ぎでしたね」と掛布氏は当時を振り返った。

 その際に「相手のピッチャーの方がマウンドで崩れ落ちてね…。そこから相手のことを考えてあげないといけないと思った」。このシーンが原点となり、掛布氏は投手への敬意を持つため、以降は派手なガッツポーズなどを行わなかったことが今も記憶に残る。

 自身と同じ左打者で、長距離砲として期待される阪神のドラフト1位ルーキー・佐藤輝(近大)については「100試合以上、使っていかないといけないバッターだと思っている。キャンプでのバッティングを見る限り、自分で修正できる。彼の力が1ではなく、5にも6にもなる。それくらいチームにとってプラスになると思います」と評していた。

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