阪神・西純、福留に恩返しだ 20日・中日戦での対戦熱望!

 「阪神春季キャンプ」(19日、宜野座)

 20日の練習試合・中日戦(北谷)に先発予定の阪神・西純矢投手(19)が19日、福留との対決を熱望した。昨季限りで虎を去った大先輩が敵となり、“古巣デビュー”予定の一戦。感謝の思いを快投で示し、成長を見せる。

 18・44メートル先に立つ大打者を脳裏に描き、右腕は「対戦できたらいいなと思います」と気合を入れた。昨年は鳴尾浜でメディシンボールの投げ方や、それに伴う体の使い方をアドバイスされたという。それほど多くの時間を共有することはなかったものの、尊敬の念は抱いている。

 高卒2年目の今季は自身初の1軍キャンプで鍛錬を積み、開幕ローテ入りを目指している。前回先発した9日の練習試合・日本ハム戦は3回3失点(自責2)。4日の紅白戦を含めて「フォークがちょっと高い」と課題は明確で、低めに投じることを念頭に背番号9との勝負を見据える。

 「あの(鳴尾浜にいた)時とはもう違うと思うので、対戦する機会があればそういうところを見ていただけたらいいなと思います」

 高橋が右脇腹の筋挫傷で開幕絶望。ローテの椅子は一つ空いた。「結果もそうですけど、内容のあるピッチングをしていけたらいいなと思います」。日米通算2407安打を誇る大ベテランを斬り、一気に台頭する。

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