阪神ドラ1佐藤輝2・9日本ハム戦でデビュー チーム初対外戦でプロに初挑戦!

 阪神ドラフト1位の佐藤輝明内野手(21)=近大=が、今年初の対外試合となる2月9日の日本ハムとの練習試合(宜野座)で“対外試合デビュー”する方向性が9日、決まった。この日は鳴尾浜で行われた新人合同自主トレ初日に参加。練習の虫となって、どんな壁も乗り越えると誓った。

 2月9日、黄金ルーキーが実力を試される。舞台は南国の地、沖縄・宜野座。今年初の対外試合となる日本ハムとの練習試合が、佐藤輝の“初打席”お披露目の場となる。井上ヘッドコーチが、そのプランを明かす。

 「トレードやルーキーで来る選手たちは右も左も最初は分からないし、この人誰だろうというレベルかもしれない。でも野球のルールは変わらないんだから、それ(日本ハム戦)は出てもらうよ」

 佐藤輝は矢野監督が開幕スタメンを期待する逸材で、即戦力としての評価も高い。2021年初の対外試合でベールを脱ぐ金の卵に熱い視線が集まることは必至だ。今後、問題がなければ1軍キャンプ帯同となる大砲候補は「(キャンプから)しっかりアピールして、最終的に新人王を目指してやっていきます」とスタートダッシュを誓った。

 鳴尾浜での新人合同自主トレ初日。「早く壁にぶち当たってほしい。その壁が自分を成長させるものになる。まずは自分の持ってる力で勝負してほしい」という矢野監督の言葉が胸に響いた。

 関西学生野球リーグでは、近大OBの二岡智宏氏(現巨人3軍監督)の本塁打記録を更新する通算14本塁打を放つなど輝かしい実績を残したが、打てない時期も経験してきた。「それでもなんとか進んで」と前を向き、苦境をはね返してきた。

 プロの壁、スランプはまだ想像できるものではない。「これからも、もっとでかい壁があるかもしれないですけど、それを乗り越えたい。練習するしかない」。鍛錬あるのみ。練習の虫となって、己を信じて、ポジティブにプロ生活を送る。

 キャッチボールやランニングと練習メニューが軽めだったことから、「早く打ちたい」と体をうずかせた佐藤輝。“デビュー戦”に向けて戦闘態勢を整えていく。

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