阪神退団のボーア、韓国から複数オファーも米球界復帰を決断 NPB球団と合意ならず
阪神を1年で退団したジャスティン・ボーア内野手(32)が米球界復帰を決断したことが30日(日本時間31日)、分かった。
11月20日に自由契約になったボーアは阪神を含む日本の球団でのプレーを望んだが、交渉はまとまらなかった。その一方で韓国リーグのLGなど複数球団が獲得に動き、条件を提示。しかし、本人は来季のメジャー復帰に意欲を見せた。
ボーアは14年にマーリンズでメジャーデビュー。19年までフィリーズ、エンゼルスでもプレーし、通算成績は打率・253、92本塁打、303打点。阪神では99試合に出場し、打率・243、出塁率・344、17本塁打、45打点だった。
ボーアはこの日、自身のインスタグラムを更新し、日本での思い出深い10枚の写真とともに阪神ファンへメッセージ。「私たち家族にとっては素晴らしい時間でした。そして、この経験を一生大切にします」、「良い時、悪い時、開幕延期、どんな時も皆さんは元気いっぱいでした。皆さんのおかげで甲子園が無観客の時でさえも満員の中でプレーしている気分でした。今後の幸運をお祈りしています。これからも皆さんは私の心の中で特別であり続けることでしょう!ありがとうございました」などと、感謝の気持ちをつづった。