阪神・岩貞 虎投一丸や!“零封リレー”で球児へ花道作る
阪神の岩貞祐太投手(29)が9日、藤川の引退試合で“零封リレー”することを誓った。10日・巨人戦(甲子園)が先輩にバトンをつなげられる最後の一戦。投手陣全員で花道を作る。
一緒に戦えるのが最後となり、気持ちも高ぶる。「ゼロに抑えてつなぐという以外にないと思うので。他に何を意識するということはなくて、ブルペンから全力で」と、最高の形で守護神にマウンドを託したいと力を込めた。
「春先にちょっと調子が上がらなくて。3日間付き添ってもらって、フォームとか見直していったら、自分で気付かないところのちょっとした調整で、ボールも見違えるような感じだった」
開幕前に状態が上がらず悩んでいた左腕。藤川にキャッチボール相手を務めてもらいながら助言を受け、復調へのきっかけをつかんだ。
「引退というのはすごく悲しく思いますし。もっと同じ時間を共有できればよかった」。引退を惜しみながらも、感謝の思いを込めて全力で左腕を振る。
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