【上本一問一答】現役続行で「なんとか最後活躍してる姿を」
阪神の上本博紀内野手(34)が3日、鳴尾浜でタテジマのユニホームを着て最後の練習に臨んだ。いつもと変わらず、通常メニューをこなした背番号00。来季の戦力構想外が報じられてから、初めて自分の思いを語り、共に戦ってきた仲間、そして虎党へ感謝の気持ちを打ち明けた。一問一答は次の通り。
◇ ◇
-最後の練習はどんな思いで。
「今のところはあまり実感が湧いていない感じなので。これからどんどん寂しくはなると思うんですけど、現実をしっかり受け入れようとしてるところです」
-タイガースへの思いは。
「その時、その時でいろいろあったんですけど。先輩も最初はすごい人ばっかりで、自分がその中で野球をやってるって思いもあったし。最後は鳴尾浜に来て、若い子たちは暑い中、一生懸命頑張ってて、本当にそれに引っ張られてやってこれた部分もある」
-タイガースに残したものは。
「それは大した成績でもないし、けがばっかりしてたんで。残したものというか、それでも上本博紀を応援してくれてた人に感謝の気持ちでいっぱいです」
-今後は。
「こうなって思うこともあって、自分だけじゃなくていろんな人の思いも背負ってやってると思うので。タイガースではけがばっかりで心配かけたりしたし、自分としてはなんとか最後、活躍してる姿を応援してくれた人へ。身内とか、本当に最初からずっと応援してくれた人に見せられるように、頑張っていきたいと思います」
関連ニュース





