阪神・青柳は7回3失点の粘投も7勝目ならず 登板7試合連続で白星なし

3回、犠打を処理した後、ワンバウンドで一塁へ送球してアウトにする阪神・青柳(撮影・北村雅宏)
6回を投げ終え、梅野(左)と話す阪神・青柳=ナゴヤドーム(撮影・北村雅宏)
7回、阪神・青柳はピンチを迎えロジンバッグをマウンドに投げつける(撮影・山口登)
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 「中日-阪神」(14日、ナゴヤドーム)

 負ければ3位転落の危機にある阪神だが、先発の青柳は7回を投げて7安打3失点。3点のリードを許して降板した。登板7試合連続で白星がなく、2カ月近く勝利から遠ざかる。

 試合は二回、先頭のビシエドを右前打で出塁させると、高橋には左翼線を破られ無死二、三塁のピンチを招いた。続く阿部が打った遊ゴロの間に1点の先制を許した。

 それでも開幕からローテーションを守る投手。なおも1死三塁の場面で、続く遠藤を空振り三振に斬った。最後は木下拓を三ゴロに抑え、最少失点で切り抜ける投球。一気に崩れそうな場面で踏ん張った。

 だが、続く三回には1死から大島に一、二塁間を破られると、京田の犠打で得点圏に走者を背負う。ここでアルモンテに7球粘られた末、シンカーを左前に運ばれて失点を許した。

 それでも四回、五回と無安打に抑えるなど立ち直ったが七回だった。先頭・遠藤が打った左翼線の飛球を、サンズが目測を誤ったのか二塁打にした。拙守でピンチを背負うと、死球と四球で1死満塁。京田の一ゴロで3点目を失った。ここも最少失点で粘ったが、続く八回に代打を送られて降板。打線の援護もなかった。

 登板前の時点で8月27日・中日戦(甲子園)の6勝目を最後に、6試合白星なしの4連敗中。4連敗は自己ワーストタイと、シーズン終盤にきて苦しい投球が続いている。

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