阪神・秋山、原口と絆星 虎先発9戦ぶり勝った!6回2失点で6勝目

 「ヤクルト3-9阪神」(27日、神宮球場)

 同期の絆で勝利をもぎ取った。阪神・秋山は昨年9月10日以来となる原口とのバッテリー。2010年入団の同い年では二人しかいないコンビで、苦しいチームに勝利をもたらした。

 1点の援護をもらった初回こそ2点を失ったが、その後は立ち直り、スコアボードにゼロを並べていく。「調子自体は良くなかった」と振り返ったマウンド。「何とか工夫して考えて投球して、結果的に2点で抑えることができたことは良かった」とうなずいた。

 二回の近本、四回のサンズと仲間の好プレーにも助けられた。特に落ちれば同点の場面で飛び出したサンズのスーパープレーには、マウンド上で両手を挙げながらグラブをたたいて喜んだ。

 これでヤクルト相手には19年5月7日から8試合負けなしの5連勝。神宮でも4連勝となった。9月17日・巨人戦の西勇以来、9試合ぶりとなる先発投手の白星にも「チーム状況的には六回でマウンドを降りてはいけない試合。反省の方が多い。次は長いイニングを投げ切れるように、しっかり調整します」。

 六回の打席では左越え二塁打を放ち、バッティングでも魅せた。前回、19日の中日戦では自身の2度の失策が全失点に絡み敗戦投手となった。その汚名をそそぐ6回2失点での6勝目。秋山がチームの苦境を救った。

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