阪神・平田2軍監督、コロナ禍でベンチ入り17人も「若い子にはチャンスだよ」

 「ウエスタン、中日11-10阪神」(26日、ナゴヤ球場)

 阪神2軍は終盤、猛追を見せたが惜しくも1点差で敗れた。

 先発の横山が5回10失点を喫し、10-0と大量リードを許す展開。それでも打線が奮起した。六回にドラフト2位・井上(履正社)がプロ初の満塁弾。バックスクリーンに豪快な一発を放った。

 さらに八回には打者一巡の猛攻で6得点。新人のドラフト5位・藤田が2点適時打を放つと、同4位・遠藤は四球でチャンスメーク。育成ドラフト1位・小野寺も2点適時打で続いた。

 平田2軍監督は少ないメンバーでの戦いに「ファームの方はなんとでもやりくりできる」と話した。さらに「若い子にはチャンスだよ」と新人のアピールに期待を寄せた。

 2軍はこの日、17人のベンチ入りメンバーで戦い、最後は投手の牧と福永だけを残して試合が終了。今後も総力戦が続きそうだ。

 それでも指揮官は「ファームの選手たちにとったらチャンスだから。みんななんとか上に行きたいって選手ばっかりだから」と奮起を促した。

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