阪神・藤浪が初回鈴木誠に3ラン被弾 二、三回は無失点
「阪神-広島」(13日、甲子園球場)
阪神の先発・藤浪が鈴木誠に先制3ランを浴びた。初回、1番大盛に右前打を浴び、続く田中広は一飛に打ち取ったが、堂林に四球を与え、1死一、二塁で鈴木誠を迎えた。
カウント1-1からの3球目、154キロを完璧にたたかれ、左翼席へ運ばれた。
前回5日に登板した巨人戦では五回途中11失点で敗戦。巻き返しを誓ったマウンドだったが、いきなり主導権を奪われた。
二回はピンチをしのいだ。
先頭・曽根の左越え二塁打から1死三塁を背負ったが、1番大盛は137キロカットボールで空振り三振に斬り、続く2番田中広も一ゴロに打ち取った。
三回は三者凡退に抑えた。先頭の3番堂林を134キロカットボールで空振り三振に斬ると、初回に3ランを浴びた鈴木誠を迎えた。いきなり3ボールとカウントを悪くしたが、フルカウントからの154キロで二ゴロに打ち取った。最後は天敵の5番松山を右飛に仕留めた。