阪神・青柳“神話”崩壊…故郷・横浜で初黒星 5回4失点「申し訳ない」

 「DeNA6ー1阪神」(9日、横浜スタジアム)

 故郷・横浜で“青柳神話”の崩壊だ。2019年8月20日から積み重ねたDeNA戦の連勝が4でストップ。横浜ではプロ5試合目でついに初黒星。「連戦中の中で早い回でマウンドを降りてしまい、中継ぎの方々に負担をかけて申し訳ないです」と猛省した。

 持ち味の粘り腰が影を潜めた。1点の援護をもらった直後。初回1死一塁からソトと佐野に左翼線へ連続適時二塁打を浴び、あっさり逆転を許した。1-2の五回は連打で1死一、三塁のピンチを招くと、またしても首位打者・佐野のバットに屈した。右中間を深々と破られ、痛恨の2点を失った。

 101球を投げた3日・ヤクルト戦から中5日での登板。「問題ない」と意気に感じてマウンドに立っていたが、5回8安打4失点で4敗目。スタメン野手8人中、左打者に6安打されるなど、課題も浮き彫りとなった。

 矢野監督は「工夫をしようとしているのはバッテリーで見えた。左打者をこれだけ並べられる中で、できている部分と、いいバッターになるとできていない部分と。学んでどうするか」と言う。今季は13勝以上を目標に掲げる。120試合のペナントレースも後半戦だ。ローテの柱として、もうひと踏ん張りしたい。

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