2020.08.19

ウエスタン　阪神の先発・高野　左手首付近打球直撃も５回２失点と粘投

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　「ウエスタン、阪神－ソフトバンク」（１９日、鳴尾浜球場）

　先発した阪神・高野圭祐投手（２８）が打球直撃のアクシデントもあったが、５回３安打２失点と粘投した。

　四球で走者を出しながらではあるが、四回までは無安打投球。テンポ良く投げ進めた。五回は１死からリチャードに初安打を浴びた。２死から勝連に死球を与え、一、二塁に。続く三森の打球が高野の左手首付近に直撃。これが内野安打となり、ピンチが拡大した。高野は一度ベンチに戻り、治療を受けた後すぐにマウンドに戻った。

　２死満塁から牧原に左翼線へ２点適時打を浴び、先制を許した。ただ、ここでズルズルいくことはなく、続く釜元を空振り三振に打ちとった。

　４四死球と制球に苦しむ場面はあったが、基本的には安定した投球を続けた高野。左手首付近に打球が直撃しただけに、患部の状態が心配されるが、大事には至らなかったもようだ。