阪神・ガンケル、初の回またぎも安定感 リリーフ7戦0封

 7回裏から登板し、2イニングを無失点に抑えた阪神・ガンケル(撮影・立川洋一郎)
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 「広島-阪神」(9日、マツダスタジアム)

 阪神のガンケルが2番手で登板。1点リードで迎えた七回から2回を1安打無失点。リリーフ転向後初のイニングまたぎで7試合連続無失点の安定感を披露した。

 危なげない投球だった。まずは先頭・松山を2球で追い込んでから内角低めのスライダーでバットに空を切らせ3球三振。続く堂林を高めのツーシームで二ゴロに仕留めると、最後は菊池涼を捕ゴロに打ち取った。

 リリーフ転向後初のイニングまたぎとなった八回は先頭・田中広に左前打。続く代打・大盛の捕ゴロで1死二塁としたが西川を二ゴロ、坂倉を中飛に仕留めて得点を許さなかった。

 来日初登板初先発した6月24日・ヤクルト戦は4回3失点で敗戦投手。その後、腰の張りを訴えたこともあり2軍調整。リリーフに転向した7月25日の中日戦からこの日まで7試合を8回無失点の投球を展開している。

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