阪神・藤浪「勝負所で抑える」676日ぶり星へ4日巨人戦先発「流れ呼び込む」

 5日の巨人戦(甲子園)に先発する阪神・藤浪晋太郎投手(26)が3日、要所での粘投を誓った。3試合目の先発。首位を独走する宿敵を封じ、三度目の正直で今季初勝利を飾る。

 「良い打線だと思うので余計なランナーを出さないことと、勝負所でしっかり抑えられるようにしたいです」

 勝負所にこだわる理由がある。今季初先発の7月23日・広島戦では2点リードの六回2死満塁からピレラに逆転満塁弾を浴び、同30日・ヤクルト戦では、先頭打者が味方の失策で出塁した七回に踏ん張りきれず3失点し、傷口を広げてしまった。

 藤浪が「良い打線」と話す巨人には、リーグトップの14本塁打を放ち、今季阪神戦打率・357の岡本が4番に構えている。「(岡本は)4番打者ですし、良いバッターですが、特別何か変わったことをするのではなく、要所で抑えられるようにしたい」と決意は変わらない。

 前回のヤクルト戦では直球やスプリットを効果的に使って毎回の10奪三振をマークした。藤浪はこの日、甲子園での投手指名練習に参加し、ブルペン投球やショートダッシュで調整。G倒へ向け、準備に余念はない。

 18年9月29日の中日戦以来、676日ぶりの勝利を懸けてマウンドへ向かう。「もちろん勝ちたいですけど、まずはゲームを作ることに集中して、流れを呼び込めるような投球をしたい」。気迫の投球で立ち向かい、巨人を狩る。

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