阪神“スミ1”敗戦 “20得点以上”の次戦は4連敗 今季初の2位浮上ならず

 9回、捕邪飛に倒れ、悔しがる阪神・ボーア
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 「ヤクルト3-1阪神」(29日、神宮球場)

 勝てば今季初の2位浮上となった阪神だが、ヤクルト相手に連勝はならず、貯金は再び1に戻った。

 先制したのは阪神だった。ヤクルト先発・原から先頭の近本が中越え二塁打で出塁し、3盗も決めた。サンズの四球で1死一、三塁とし、大山の遊撃への適時内野安打で1点を先制した。

 だが、続くボーアの右前打で1死満塁までいきながら梅野、木浪が続けて空振り三振に斬られ、追加点を奪えなかったことがのちのちに響くことになる。

 四回、ガルシアが村上に逆転2ランを浴び、5回4安打2失点で降板した。開幕からローテを守り続けている左腕は、6度目の先発でも今季初勝利を逃した。ガルシアは2019年9月29日・中日戦(甲子園=中継ぎ)以来、白星から遠ざかる。さらに六回には2番手・能見が塩見にバックスクリーンへの特大ソロ弾を食らった。

 一方の打線は六回、1死満塁の逆転機をつくりながらもヤクルト3番手・長谷川の思い切りのいい投球の前に、近本が左飛、糸井が空振り三振に倒れて無得点。その後もヤクルトの継投を前に得点ができず、“スミ1”での敗戦となった。

 阪神が20点以上を奪った試合は前夜も含めて過去6試合。その次の試合成績は2勝4敗となり、これで4連敗となった。今季水曜日の成績は1分4敗と未勝利。勝てば3連勝で2位浮上となる一戦で、悪いジンクスは打破できなかった。

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