阪神・ガルシア 粘りの投球で７回１失点 今季初勝利は持ち越し
「阪神－広島」（２２日、甲子園球場）
これぞ粘りの投球だ。阪神・ガルシアが７回６安打１失点。序盤３イニングは毎回先頭打者を出すなど、走者を背負っての投球が続いたが、尻上がりに調子を上げ最少失点で抑えた。
二回、先頭・磯村に右中間二塁打を浴びると、１死三塁としてからメヒアに左前適時打で先制点を与えた。
ただ三回は１死一、二塁で４番鈴木誠を迎えたが二ゴロ併殺打。四回も１死一塁からメヒアを遊ゴロ併殺打に斬るなど我慢の投球。六回は広島のクリーンアップを１０球で、七回はわずか７球で三者凡退に仕留めた。
今季はここまで４試合に先発。いまだ勝ち星を挙げられていない。この日も打線の援護に恵まれず同点のまま、七回に代打を送られ降板。その代打・中谷が安打を放つと笑顔を見せたが、２死二塁の好機で糸井が空振り三振に倒れると悔しい表情を浮かべた。今季初勝利は次回に持ち越しとなったが、先発としての役割は十分に果たした。
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