阪神、ガンケル、開幕ローテ死守へ、2軍練習試合で5回1失点
「2軍練習試合、阪神-中日」(17日、鳴尾浜球場)
阪神のジョー・ガンケル投手(28)が先発し、5回3安打1失点。前回登板した10日の練習試合・広島戦(マツダ)では4回8安打8失点と炎上。開幕ローテ入りへ不安を残していたが、その不安を拭い去る内容だった。
初回。先頭・岡林を遊ゴロで打ち取ると、2番・郡司を見逃し三振。3番・根尾を空振り三振と上々の立ち上がりを見せた。
二回も4番、5番を平凡なゴロで簡単に打ち取る。順調かと思われたが、6番・石岡に初球を捉えられ左越え本塁打を浴び失点を許した。
それでもこの日のガンケルは崩れない。三回を三者凡退。四回は二塁打で走者を出したが、2つの見逃し三振を奪う見事な投球。五回も得点圏に走者を進めたが、ホームは踏ませなかった。
福原投手コーチは15日、ガンケルについて「結果が出なかったら考えないといけない」とこの日の登板を重要視。開幕前、最後の実戦登板は本塁打こそ打たれたが、テンポ良く打たせて取る持ち前の投球を見せた。
予定通りいけば、開幕2カード目の24日、ヤクルト戦に登板。なんとか開幕ローテは死守できそうだ。
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