阪神・近本 新「2番」開幕G倒や!初心忘れず「がむしゃら」に 糸井と先制機作る

 打撃練習する近本
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 阪神・近本光司外野手(25)が16日、甲子園での全体練習に参加し、2年目のジンクス打破へ、あえてルーキーイヤーと同じく「がむしゃらに、ひたむきに」シーズンへ向かう姿勢を示した。開幕5カードはビジターゲームで、先攻が続く。初回の重要性を強調し、『2番』として先制点に絡む活躍を誓った。

 盗塁王のタイトルホルダーとして挑む2年目シーズン。近本に慢心などみじんもない。「去年と一緒のようにがむしゃらに、ひたむきに。同じような気持ちで入りたいなと思っています」。ルーキーとして迎えた1年前と同じく、謙虚さと必死さを前面に打ち出して、開幕戦へと向かっていく。

 今季は矢野監督がこだわる『2番』での出場が濃厚だ。今年に入ってほとんどの試合で務める新打順への手応えは「いやぁ~まだまだっすね。試合を繰り返していって…。まだまだ経験は浅いんで」と正直な思いを吐露した。

 それでも全力で挑んでいくだけだ。「いろんな選択肢を増やせられればいいなとは思うんですけど、選択肢が増えすぎると判断が遅くなってしまう。今できる最善の策というのを全力でやっていきたい」とうなずく。

 開幕5カードはすべてビジターでの戦いとなる。つまり15試合すべてが先攻めで、初回の攻撃の重要性が増す。「大事ですね、むちゃくちゃ。初回は投手からしても難しいところではあるんで。そこで先制できたり、チームにいい影響を与えられるような攻撃をしたいなって思っています」

 1番・糸井が出ればチャンスを広げ、1死で迎えても出塁して足で先制機を作り出す。新打順において、自在な活躍で先制点に絡むことを誓った。

 開幕戦は巨人の絶対的エース・菅野が相手となる。「日本を代表するピッチャー。フォームを改善されて、映像を見ている限り、去年とひと味違うなとは感じる。実際対戦してみて、感じることを大事にしたいと思います」。昨季の対菅野は14打数4安打の打率・286と決して相性は悪くはない。

 1年前、ヤクルトとの開幕戦では六回にプロ初安打となる同点三塁打を放ち、それがサヨナラ勝ちへとつながった。菅野撃ちでのG倒へ。がむしゃらに、ひたむきに、今年もオープニングゲームから近本が躍動する。

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