阪神 球児に届け!チーム総出で甲子園の土集め キーホルダーにしてプレゼントへ

 阪神の矢野燿大監督(51)やコーチ、選手、スタッフら総勢65人が16日、甲子園球場で行われた全体練習前に、ファウルグラウンドの土を集めた。

 練習開始前の午前11時半。甲高いサイレンが銀傘に響く。甲子園大会の名物でもある試合開始と終了を告げる合図。そこに高校球児はいない。だが、企画を発案した選手、スタッフら一人一人がシューズケースを手に、球児に向けたエールを込めながら黒土を集めた。

 PL学園時代、3度甲子園に出場した福留は「チームとして集めていなかったからね」と初めての土集めを体験。原点に返り、球児の思いに触れ「前を向くきっかけというかね。笑顔でいてもらえるような、感謝の気持ちにできるようにね」と願いを込めたエールを送った。

 集めた土はキーホルダーにして、日本高野連に加盟する硬式、軟式野球部の3年生部員(マネジャーも含む)に贈る。また、多くの要望に応える形で、女子野球部の高校3年生にも、プレゼントすることが発表された。

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