阪神・能見 投手陣初のシート打撃登板「打者の方々に感謝です」

 阪神の能見篤史投手(40)が17日、甲子園で自主練習し、4月15日の自主練習再開後、投手陣で初めてシート打撃に登板した。

 16日には矢野監督、谷本球団本部長らがミーティングを行い、練習強度を上げていく方針が決定した。その翌日、チーム最年長投手が調整を進めた。

 打者相手の投球は、3月22日・ヤクルトとの練習試合(神宮)以来だった。同戦以来、約2カ月ぶりに上下のユニホームを着用し、甲子園のマウンドへ。福留、マルテ、糸原ら6人に投球し、計12打席対戦した。

 「打者が立つと集中の仕方が変わってきますし、いい緊張感を持って投げられるので、やっぱりバッターに向かって投げるのはいいなと思いました」。久々の対戦を楽しみ、気持ちよさそうに汗を拭った。

 自主練習は投手と野手がそれぞれ2グループに分かれ、午前と午後で行っている。シート打撃登板は、野手の協力があって実現した。「打者の方々に感謝です」と打席に立ってくれた打者へのお礼も忘れなかった。

 28日には41歳の誕生日を迎える。生え抜き投手では1949年の若林忠志以来となる41歳での登板を目指す左腕。「まだ感覚を戻している段階ですが、開幕に向けて調子を上げたいと思います」。16年目のシーズンに向けて調整に不安はない。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス