阪神・梅野 子どもたちに約束 好守でキャリアハイ!今季も梅ちゃんバズーカさく裂だ

 阪神の梅野隆太郎捕手(28)が17日、ファンクラブKIDS会員とオンラインでつながるイベント「FUN FAN ファンミーティング」に参加した。事前に抽選で選ばれた10人の子どもたちと約30分間の交流。子どものことが好きな選手会長は今季も「梅ちゃんバズーカ」のサク裂と、キャリアハイの成績で子どもたちに夢と希望を与える。

 梅野の子どもへの優しさが詰まった30分間だった。プライベートな質問には、穏やかな笑顔を見せた。力強く話したのは、盗塁阻止への強い気持ちと、今季のキャリアハイという目標だ。

 3年連続ゴールデングラブ賞を目指す虎の正捕手。盗塁阻止率は3年連続で3割を超えている。盗塁阻止は投手と捕手の共同作業であると前置きしつつも「自分がベストのプレーをして、それでもセーフになるっていう人はいない」と言い切り、自信をのぞかせた。

 「盗塁王を取った山田(哲人)選手(ヤクルト)とか、走ってくるって、分かるから準備する。だから刺せないというよりも、盗塁成功させたくないっていう気持ちでとにかく刺せるように努力はしていますね」

 代名詞は「梅ちゃんバズーカ」だ。そんな梅野が目指すのは“ミスタータイガース”田淵幸一氏。田淵氏が1970年に記録した盗塁阻止率・552超えを1月の自主トレの際に宣言している。

 守備だけでは終わらない。昨季は打率・266、9本塁打、59打点、14盗塁など、キャリアハイの成績を収めた。質問コーナーで子どもから今年の個人目標を聞かれると「去年出した自分の成績が今までのキャリアハイだったので、今年その成績を上回れるような結果を残せることを一番の目標にしています」と抱負を語った。

 活動休止期間中には、中日・ビシエドを例に挙げ、各球団の“天敵”対策を練った。配球を動画で見直すなど、正捕手としてシーズンへ向けた準備も着々と進めている。

 参加した子どもからは「私たちの夢がかなってうれしいです」と感謝の言葉。梅野は「また、応援に来てね。本当にありがとう」と10人の子どもたちに笑顔で手を振った。

 16日は矢野監督がオンライン相談室を開き、タイガースアカデミーの親子を喜ばせた。それに続くように、選手会長が子どものファンの夢をかなえた。次はグラウンドで。キャリアハイの成績を収め、全国の阪神ファンの夢をかなえる。

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