阪神・サンズ、開幕したら両親呼ぶ「問題がないのであれば来てもらいたい」
阪神のジェリー・サンズ外野手(32)=前韓国・キウム=が9日、甲子園での自主練習後オンライン取材に応じ、開幕後に米国に住む両親を日本へ招待したい考えを明らかにした。開幕延期が続いているが、今は最愛の家族に勇姿を届けるために準備を進めている。
「問題がないのであれば、(日本に)来てもらいたいと思っている。去年も韓国に両親が応援に来てくれたことがあったので。是非、招待したいと考えているよ」
世界各地で猛威を振るう新型コロナウイルス。本来なら今ごろは、40試合ほど消化して大歓声の中でプレーしているはずだった。見通しが立っていない公式戦開幕。気持ちを保つことは難しいが、家族を思う助っ人のモチベーションは一度も下がっていない。
離れていても常に家族のことを気に掛けている。5月の第2日曜日は日米ともに「母の日」。祖母や母、義母には花を贈り、同居する愛妻には手渡ししたという。「父の日にはホームランを打った思い出があるよ。母の日には打ってないかな。両親を招待したというのはいい思い出だね」と振り返った。
また、2児の父でもあるサンズは息子に人生初のグラブをプレゼントしたという。「楽しく遊んでいるよ」。家の中でキャッチボールをするなど家族との時間を有効に使い、リフレッシュしている。
この日は打撃練習やウエートなど約3時間、体を動かした。「引き続き、できることをやっていきたい」。大観衆の中で快音を響かせるために、助っ人は与えられた時間を有意義に過ごす。
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