阪神・秋山 全国区目指す!熱男リレーに刺激「もっといい影響を与えられる選手に」

 阪神・秋山拓巳投手(28)が21日、甲子園での自主練習後にオンライン取材に応じ、発信力アップを誓った。自宅待機中はソフトバンク・松田宣が始めた「熱男リレー」に刺激を受け「もっといい影響を与えられるような選手になりたい」と決意。普段からSNSでファンと交流を図る右腕が、全国区の選手を目指す。

 SNSを通じて少しでも沈みがちな気分を盛り上げたい。コロナ禍で「おうち時間」が続く中、秋山はソフトバンク・松田宣が始めた「熱男リレー」や、歌手・星野源がアップした「うちで踊ろう」コラボに共鳴。改めて著名人による発信力の大きさを感じていた。

 「発信力があると、こんなにも皆さんを元気にすることができるんだと、SNSを見ながら思っていました。自分から何かできるほどの知識はないですけど、もっともっといい影響を与えられるような選手になりたいと、松田さんや星野さんを見て感じていました」

 秋山は普段から自身のインスタグラムを駆使してファンと交流を図っている。今回の自宅待機中もフォロワーに質問を募集し、丁寧に回答した。「僕なりにいろいろやっていたつもりでいたんですけど、そういう方々と比べると浅いな」と苦笑い。発信力アップへ「長い間、一線で活躍し続けるのが一番なんじゃないかと思います」と決意を新たにした。

 昨季4勝から復活を期す今春は、対外試合18イニング連続無失点を記録するなどアピールを続けていた。手中に収めていた開幕ローテはコロナ禍に阻まれた形だが「世界的にすごく大変な時期なので、個人的なことは特に気にしてなかった。とにかく次、野球ができる時によりいい自分を見てもらおう」と前向きな姿勢を忘れない。

 自宅では可動域を広げるトレーニングを中心にシャドーピッチングを継続。3週間ぶりに再開したブルペン投球では直球のみ40球を投げ、「それなりにいい球は投げられたかなと思います」と手応えは上々だ。「開幕した時に皆さんを喜ばせることができるようなパフォーマンスを心がけて一日一日を過ごしたいと思います」。SNSと野球でファンに笑顔を届ける。

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