阪神のジャスティン・ボーア内野手（３１）が２１日、甲子園での自主トレ前にオンライン取材に応じた。

　コロナ禍の影響により、３月２７日から４月１４日までチームとしての活動が休止。来日１年目、異例の事態が起こった。「来日１年目で色んなことが楽しみで、日本で野球をすることも楽しみでしたから非常にワクワクした状態で楽しみにしていたんですけど、こんなことになってしまって残念ではありますけども、個人的なことではなくて世界中の人が戦わなければいけないことで、これはしょうがないことなので、自分自身でコントロールできることではないので、我慢の時だと思っています」と言葉に力を込めた。

　１５日から自主練習が解禁され、現在は打撃練習や守備練習などもこなしている。「まだチームとして全体で練習はできていないですけど、自主練習と言う形でバッティングなり守備なり、トレーニングさせてもらっているので、非常に気持ちがいいというか、うれしく思っています」と感想を口にした。

　妻のヘイリー夫人と長男で、生後８カ月のジミー君が米国から来日し、共に生活をしている。そこでは“イクメン”ぶりが発揮されているようだ。「基本的には、奥さんと８カ月の赤ちゃんが一緒にいますので、彼らとゆっくりした時間を過ごしましたし、赤ちゃんのおむつも、毎日のようにたくさん替えましたし、家族の時間というのは楽しむことができました」と笑顔で明かしていた。