阪神・谷本本部長、自主練習開始の理由説明「なんとか練習環境を」退院の3選手は待機

 阪神は13日、15日から甲子園・鳴尾浜の両球団施設を開放し、自主練習を開始すると発表した。谷本球団本部長が報道陣に対応し、施設開放に至った理由などを説明した。

 チームは藤浪、伊藤隼、長坂の3選手が新型コロナウイルスに感染し、3月27日から球団とチームの活動を休止。谷本本部長は現場から施設利用の要望があったことを明かし、「会社全体としては自宅待機を継続なんですが、体を作るというのは室内の実質、家だけでは難しいですし。どうしても、外に出ることになる。一般の方と接触ではないですけど、すれ違うこともありますし、今年にかけてご家族を実家に帰して1人でやっている選手もいますしね。彼らになんとか練習環境を提供できないかと考えまして、(1、2軍の)両監督に相談してご賛同いただいた」と説明した。

 矢野監督からは「ありがとうございました」と言われたことも明かし、谷本本部長は「球団がある種、リスクを負って解放するということなので」とも語った。

 自主練習期間は当面の間で、感染予防策を徹底。投手、野手それぞれ2グループに分かれて午前と午後に分かれて練習を行うほか、行き帰りの外食や会食も禁止している。練習着は自由で「ユニホームより大事なのはマスクですね。励行と書いてますけど、ロッカールームでもマスクは義務づけてますし、昨日トレーニング場も着けなくてもいいとなってますけど、当面は着けることを推奨という形でアドバイスもらってるので。念には念を入れて」とした。

 すでに退院の3選手は2週間の静養をしているが、この方針については「変わらないです」とも語った。

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