阪神・高橋が4回1失点5K 最速151キロで復調アピール

 「教育リーグ、ソフトバンク-阪神」(10日、タマホームスタジアム筑後)

 阪神・高橋遥人投手(24)が先発し、4回2安打1失点、5奪三振と力投。試合前「実戦自体が久しぶりになるので、まずは任されたイニングで試合をつくって。ストライク先行で投げられるようにしたいです」と意気込んでいたが、与四死球も0と制球力も抜群。疲労を考慮され、4日・広島戦は登板を回避した左腕だが、最速は151キロの復調をアピール。光を見せた57球だった。

 球の勢いを感じさせる投球を展開した。立ち上がり、先頭の上林を149キロ直球で遊飛に打ちとると、続く西田にも同球速の直球で二飛。続く内川にはカーブを捉えられ、三塁・板山のグラブを弾き、左前に転がる安打になった。ただ、最後は次打者・野村を1球で二ゴロに打ちとった。

 二回に151キロが出た。先頭の田城を空振り三振に取り、次いで相対したの古澤との勝負だ。カウント1-2からの4球目、内角低め151キロ直球を投じた。打者も手が出ず、見逃し三振だ。

 三回2死から上林にカーブを捉えられ、中堅フェンス直撃のランニングホームランこそは打たれたが、ここから交代するまでにも安打は許さなかった。3月20日からの開幕とはならず、4月中の開催を目指していくプロ野球。開幕ローテ入りとして期待される左腕が、万全の状態をアピールした。

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