阪神・マルテ 三塁獲りだ!今キャンプ一番乗りの早出特守 軽快&安定みっちり40分
「阪神春季キャンプ」(2日、宜野座)
感覚を呼び起こすかのように、丁寧に白球をさばいた。やらなくてはいけないことは分かっている。阪神のジェフリー・マルテ内野手(28)が今キャンプの早出特守一番乗り。来日2年目となる助っ人の新たな挑戦が始まった。
「助っ人とか関係なく、野球人として準備していくことが大事だと思った。新しいポジション(三塁)にも挑戦しているし、早く自分のものにしたいという思いもあった」
午前9時10分からスタートした早出の守備練習。三塁に就くと、軽快な足さばきと安定した送球を披露した。来日1年目の昨季は一塁手のみの出場だったが、新加入のボーアが一塁手ということもあり、本格 ↓↑ 的に取り組む三塁の守備。40分間で計121球を受け、失策は9個。収穫と課題を手にした。
外国人が早出特守に参加するのは異例中の異例。久慈内野守備走塁コーチは「夕食会場で早出のメンバーを見たら、マルテの名前があった。ゴメスは引っ張って参加させていたけど、(外国人が)自ら言ってきたのは初めて」と取り組む姿勢を高く評価し、意外な行動に驚きながらも喜びの声をあげた。
練習後に行われた野球教室では、ガルシアから意気込みについて質問された。「今年は三塁に挑戦してますけど、みなさんも挑戦する気持ちを持ってやってもらえたらと思います」と力を込めるマルテ。ハングリー精神全開で2020年に臨む。
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