桑原 復活で“新生JFK”結成や!勝利の方程式入り目指す「競争しないと」
阪神の桑原謙太朗投手(34)が23日、完全復活を遂げて再び勝利の方程式を担うことへの意欲を示した。藤川らと共に鉄壁の救援陣を築き上げ、チームを勝利に導く。
若い選手が汗を流す鳴尾浜で、黙々とメニューをこなした。キャッチボールでは一球一球を丁寧に投じて感覚を確認。「もう一度、普通に投げたい。それが一番です。(中継ぎに)若い子も、外国人も入ってくる。競争しないといけない」と再起への思いを強めた。
17、18年と2年連続で60試合以上登板とフル回転した右腕。だが、今季はわずか7試合の登板にとどまり、4月下旬に出場登録を抹消されて以降は、右肘痛の影響などもあって実戦復帰を果たせなかった。
右腕が復活を果たせば、チームにとって大きな戦力アップが望める。「そこ(勝利の方程式)に入るまでに、投げられるようにならないと。そこからですね。貢献したいので」。来季は藤川が守護神を務めることが濃厚で、新外国人のジョン・エドワーズと桑原の3人で勝ちパターンを担えば“新JFK”が結成される。
「(1軍で)できるかではなく、やりたいなと思います」。約1年間の“充電”を終えた右腕が、歓喜の瞬間のために再びフル稼働する。
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