近本が出身地の淡路市役所を訪問 市長も喜び「スター選手が誕生しました」

 門康彦・淡路市長(右)から淡路市スポーツ親善大使の委嘱状を受け取る近本(撮影・田中太一)
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 阪神・近本光司外野手(25)が18日、出身地である兵庫県淡路市の淡路市役所を訪問し「淡路市スポーツ親善大使」の委嘱式に出席した。門康彦淡路市長(73)から正式に親善大使の委嘱状を渡された近本は「僕が今まで育った淡路島で子どもたちや島の住んでいる方たちに元気や希望を与え、盛り上げて行ければ。来年、何らかの形で協力ができたらいい」と話した。

 今年は新人ながら142試合に出場し、打率・271、36盗塁、9本塁打。159安打を放ち、長嶋茂雄(巨人)が保持していたセ・リーグ新人最多安打記録を61年ぶりに更新した。また、盗塁王のタイトルとセ・リーグ新人特別賞を受賞。球団新人で盗塁王に輝いたのは2001年の赤星以来、18年ぶりの快挙となった。

 門淡路市長は「淡路はスポーツが盛んですが、全国レベルで活躍が納得されるのは、大相撲の小結・成山以来。以来のスター選手が誕生しました。委嘱するわけですから、情報の発信や住民との交流をお願いしたい」と近本に期待した。

 その後、テレビインタビューに答えた近本は「まずはチームのリーグ優勝、日本一。2年連続盗塁王もしたいです」と意気込んだ。

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