近本 2年連続盗塁王だ!目標「40個」満員、虎党の前で堂々宣言!

 ヤナセ阪神タイガースMVP賞に選ばれた近本(左)
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 阪神・近本光司外野手(25)が23日、甲子園で行われたファン感謝デーで来季の目標を宣言した。口にしたのは2年連続の盗塁王、そして今季の36盗塁を上回る40盗塁だ。敢闘賞、「2019年ヤナセ 阪神タイガースMVP賞」に加えて、矢野監督が選ぶフレッシュ大賞1000万円(3人で分割)と賞を総なめにした若虎が来季、さらなる飛躍に挑む。また在阪放送局賞は藤川球児投手(39)が受賞した。

 虎党一色に染まった球場の真ん中で高々と宣言した。1年目から36盗塁を決め、盗塁王のタイトルを獲得した近本。「2年連続で盗塁王を取ります。(目標は)40個」。手にしたこの勲章は、来季も譲るつもりはない。

 来シーズンに向けて掲げた高い目標。快足を武器とするだけに、入団時から盗塁王のタイトルに関しては強いこだわりを持ち、追い求めてきた。その中でつかんだ証し。2年目はより高いレベルでトップを走るつもりだ。

 計り知れない近本の向上心。秋季キャンプでは、今季15個だった盗塁失敗数を1つでも減らせるように、走路とスライディングを見直した。「キャンプでやったことは自分の中でめちゃくちゃいいことだった。いままで失敗した数、成功できるようにしたい」と十分な手応えを、来季の糧とする。

 この日は1年間を全力で駆け抜けたルーキーに最高のご褒美が贈られた。敢闘賞に加えて、矢野監督が選ぶ「2019 フレッシュ大賞」も木浪、青柳と共に受賞。1000万円を3人で割り、333万円を手にした。

 さらに「2019年ヤナセ 阪神タイガースMVP賞」でメルセデスベンツA-Classをゲット。後部座席に乗りファンに手を振った。「憧れですね。いつかは乗りたいと思っていたので。自分が乗れるか分からないですけど、よかったです」と笑みを浮かべた。

 もちろん参加種目でもファンを盛り上げた。打撃王決定戦では、柵越えこそなかったが、痛烈な打球を的に運んだ。「今年は3位で終わってしまったので、来年はリーグ優勝、日本一を目指してやるんで。そうなるように結果を残していきたいと思います」。2020年の主役も、近本は譲るつもりはない。

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