矢野監督 逆転CSへ“鬼采配”四回の好機で粘投の青柳に代打原口
「阪神-巨人」(24日、甲子園球場)
阪神の矢野燿大監督が、勝利へ“鬼采配”を見せた。
逆転CS出場に向けて、4戦全勝が絶対条件。巨人との今季最終戦は4回まで、1点のリードで進んだ。先発の青柳は、4回4安打無失点の粘投を続けていたが、裏の攻撃。2死一、二塁の好機で、代打・原口を送った。
青柳はシーズンここまで8勝9敗。勝てば自身初の10勝に、王手をかけるマウンドでもあった。だが、勝利投手の権利を得る目前で無念の交代。残り3試合で、2桁勝利は現実的に厳しくなった。
それでも、目前の勝利を優先した采配。原口は四球で出塁したが、続く近本が遊ゴロに倒れ、得点にはならなかった。
2番手にはガルシアを、2戦連続でマウンドに送った。
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