近本、2盗塁でリーグトップの山田哲に並ぶ33盗塁 新人安打記録も2位タイに
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「巨人-阪神」(16日、東京ドーム)
阪神の近本光司外野手が六回、この日2個目の盗塁を決め、今季通算33盗塁で、でリーグトップの山田哲(ヤクルト)に並んだ。
まずは初回だ。近本は1死から四球を選んで出塁。続く福留の打席で3球目、果敢にスタートを切った。13日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、3試合ぶりの盗塁を決めた。福留の中前打で近本は悠々先制のホームに生還した。
さらに六回だ。先頭で打席に立つと、左翼フェンス直撃の二塁打でチャンスメーク。これが今季通算149安打目で、京田(中日)に並び、セ・リーグの新人安打記録の2位となった。長嶋茂雄(巨人)が1958年に記録した、リーグ新人記録の153安打も間近に迫ってきた。
さらに福留が左飛に倒れると、マルテの打席で1-1から3球目に三盗に成功。1試合2盗塁は8月17日の巨人戦(東京ドーム)以来7度目。33盗塁でセ・リーグ新人では1989年・笘篠賢治(ヤクルト)を抜いて歴代単独5位となった。