3カ月ぶりの2ケタ得点で快勝 鳥谷が今季初打点 青柳が8勝目

8回、近本の適時打で生還した阪神・鳥谷敬(右端)を出迎える(左から)青柳、北條、高山ら=甲子園(撮影・高部洋祐)
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 「阪神10-3ヤクルト」(11日、甲子園球場)

 阪神が今季5度目の2ケタ得点でヤクルトに快勝、連敗を2で止めた。

 試合前から降り続いた雨の影響で1時間7分遅れて始まったゲーム。阪神が四回に先制点をもぎ取る。2死満塁で打席に立ったのは、前日の大山に代わり、三塁でスタメン出場した北條。ヤクルト先発・小川のスライダーに食らいついた打球は左翼・青木の前に落ち、これが2点適時打となった。

 1点差に追い上げられた五回には福留が適時打。続くマルテが大山に並ぶチームトップとなる12号2ラン、さらに高山の4号ソロも飛び出して、この回一気に4点を追加した。

 八回にも梅野の2点タイムリー、代打・鳥谷の今季初打点となる適時二塁打などでさらに4点を追加。6月4日のロッテ戦以来、3カ月ぶりの2ケタ得点と打線が爆発した。

 投げては先発の青柳が三回までパーフェクトピッチングを披露。五回に村上にソロ本塁打、六回には雄平、村上に適時打を浴びて3点を失ったが、5回2/3を6安打3失点で8勝目を挙げた。

 なお迎えた六回一、三塁のピンチは2番手・能見が代打・山田哲を三振に仕留めた。七回には岩崎が、雨が再び降りだした八回にはジョンソンがマウンドに上がり、ともに三者凡退でヤクルトの反撃を封じ込んだ。

 前夜の敗戦で自力でのCS進出が消滅した阪神だが、最後まで負けられない戦いが続く。

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