阪神、正念場で広島に快勝 自力CSへ望みつないだ 再び2・5差に

 最後を締め、勝利を喜ぶ藤川球児ら阪神ナイン=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
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 「広島3-7阪神」(7日、マツダスタジアム)

 阪神が広島に快勝。負ければ自力CSの可能性が消滅する正念場で意地を見せ、ゲーム差を再び2・5差とした。

 広島先発の薮田を早々と攻略。序盤で大差をつけて優位に試合を運んだ。初回に福留の適時打で先制点を奪うと、二回には木浪が亜大の先輩・薮田を打ち。2死一、二塁から右翼フェンス直撃の適時打を放った。

 三回には打者11人、一挙5点の猛攻を見せた。四球と安打で作った1死一、三塁の好機で高山が右翼へ3ラン。続く大山が四球を選び薮田をKO。2番手の中田も攻めて、2死満塁で近本が2点適時打を放った。近本は通算140安打となり、セ・リーグ新人では98年の巨人・高橋由に並ぶ3位になった。

 先発の西は8回を3失点。三回に小園に本拠地初アーチを被弾。四回には長野に適時打を許すなど11安打されながら、粘り強い投球を続けて7勝目(8敗)。

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