福留 激走三塁打で先制点をアシスト

4回、右翼フェンス直撃の三塁打を放ち激走する福留(撮影・高部洋祐)
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 「阪神-巨人」(1日、甲子園球場)

 阪神の福留孝介外野手が四回、激走三塁打で先制点をアシストした。福留の三塁打は今季初、通算50本目。

 阪神・岩貞対巨人・今村の左腕対決は、投手戦となった。互いに三回は3者連続三振。一歩も譲らない展開で、ベテランが一振りで流れを引き寄せた。先頭で迎えた四回。2ボールからの3球目、外寄りの直球をフルスイングで捉えると、打球はフェンス直撃となる右越え三塁打に。福留の激走で好機を作ると、マルテの遊ゴロの間に1点をもぎ取った。

 さらに糸原も右前打で続き、巨人・今村は降板に。北條、中谷と右打者が続くこともあり、64球でマウンドから引きずり下ろした。

 先発の岩貞は、4月28日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、126日ぶりのマウンドだった。5回表終了時点で2安打無失点。復帰星を届けるためにも、ここから援護点を重ねたい。

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