糸原 巨人にやり返す!対4連敗中…負け越し決定しても意地見せる
「阪神(雨天中止)中日」(29日、甲子園球場)
阪神の糸原健斗内野手(26)がグラウンドコンディション不良のため中日戦が中止となった29日、宿敵・巨人への雪辱を誓った。今季は6勝13敗で現在4連敗中。主将としてだけでなく、主軸としてチームをけん引し、首位を独走する相手を撃破する。
チーム一番乗りでベンチ入りし、連敗ストップへ集中力を高めていたが、激しく降り続いた雨にさえぎられた。次の標的は30日から本拠地で迎える巨人。今季の負け越しはすでに決定しているが、これ以上、負けるわけにはいかない。「やるだけです。やられているので、やり返せるように」と静かに闘志を燃やした。
自らに課せられたG倒への役割は理解している。21日のDeNA戦から6戦連続で5番打者として出場。今季8試合に5番で起用され、打率・433、得点圏打率は・500と好成績を残す。「(走者を)かえすのが役割なので、しっかりチャンスで打てるように。チームに貢献できるように頑張ります」と、首脳陣から期待されている勝負強さを発揮する考えを示した。
今シーズンの伝統の一戦は残り6試合となった。現在、マジックを点灯させ、優勝へ突き進む首位・巨人に対し、4位と苦しむ阪神だが、順位などは関係ない。逆転CSへ、負けられない戦いは続いていく。まずは本拠地・甲子園で宿敵を撃破し、巻き返しへの勢いを加速させていく。
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