木浪 プロ初猛打賞 敗戦に光!「少しずつ自信になっている」

 「巨人6-3阪神」(18日、東京ドーム)

 与えられたチャンスを無駄にはしなかった。2試合ぶりに「2番・遊撃」でスタメン出場した木浪。目の前の打席に集中力を高め、「H」のランプを3度点灯させた。プロ初の猛打賞。宿敵相手に3連敗を喫した中、若虎が3安打1打点と気を吐いた。

 「思いきってできた試合。その中で結果が出たのは収穫。少しずつ自信になっている」

 納得の手応えを得た3安打の始まりは初回。先頭の近本が空振り三振に倒れた直後に快音を響かせた。山口の外角寄りの129キロスライダーを右前へ。六回1死でも直球を右前へはじき返し、その後の得点へつなげた。

 勝負強さを発揮したのは、3点を追う七回2死一塁だ。1ストライクから内角の直球を強振。右中間を破る適時二塁打とし、2点差に詰め寄った。生かした目の前のチャンス。山口の力強い真っすぐに振り負けなかった。

 矢野監督は「結構難しそうなコースのボールもヒットにできているし。ああいう形のヒットとかを見ると、やっぱりどうしても使いたくなるというような内容だったと思う」と、次戦もスタメン起用することを示唆した。

 糸原や北條と併用される遊撃。「これからが大事。いろんなことを考えながらやっていきたい」。チームの勝利だけでなく、レギュラー定着へ。全力プレーを続けていく。

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