岩田プロ14年目で最短KO 2回7失点…前回3回9失点の挽回ならず

2回、追加点に沸く広島ファンを背にぼう然と立ちつくす岩田(撮影・飯室逸平)
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 「広島-阪神」(4日、マツダスタジアム)

 阪神の先発・岩田稔投手が立ち上がりから乱れ、2回7失点で早々に降板。プロ14年目で、自己最短の2回KOとなった。

 初回、1死から菊池涼、バティスタの連打でピンチを招くと4番・鈴木の適時打で先制点を献上。続く会沢にも適時打を浴びると、なおも1死一、二塁からメヒアに甘いスライダーを完璧に運ばれる、左翼越えへの3ランで立ち上がりに一挙5点を失った。

 立ち直りたい二回だったが、精彩を欠く。1死から二塁・ソラーテの失策で西川を出塁させると、菊池涼に左前打でつながれ、2死一、三塁から鈴木、バティスタの連続適時打で2点を失い、2回8安打7失点(自責点5)でKO。三回の攻撃で代打を送られて、早々に降板した。

 岩田は前回登板した7月28日の巨人戦(東京ドーム)で3回9失点(自責点8)。初回に一挙7点を失い、名誉挽回の先発マウンドだったが、2試合続けて初回に大量失点。カード勝ち越しを狙う敵地での3戦目だが、ベテラン左腕の乱調で試合は一方的な展開となってしまった。

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