真夏の6連戦でAクラス浮上きっかけつかむ 初戦先発ガルシア「頑張る」

 阪神は29日、兵庫・西宮市にある甲子園球場で、投手指名練習を行った。30日からの中日戦(甲子園)に先発予定のオネルキ・ガルシア投手(29)ら、先発5投手が参加。翌31日の同戦は青柳晃洋投手(25)、8月1日の同戦には藤浪晋太郎投手(25)が先発する予定、右腕はこの日から練習に合流した。

 今週は中日、広島との6連戦(甲子園、マツダ)。チームは勝ち越したものの、28日の巨人戦(東京ドーム)に敗れ、自力優勝の可能性が再消滅している。現在、首位とは8・5ゲーム差の4位。残り48試合、まずはAクラス浮上に向けて、負けられない戦いが続く。

 初戦に先発するガルシアは、キャッチボールや、短いダッシュなどで入念に調整した。前回15日の対戦(ナゴヤドーム)では、古巣相手に6回2失点の粘投。2度目の対戦に向けて「まだ甲子園で勝てていない。カードの頭だし、しっかり取れるように頑張るよ」と、本拠地初勝利を狙ってチームの勝利を誓った。

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