梅野“梅ちゃんバズーカ”でMVP獲りや!2年ぶりの球宴選出
マイナビオールスターゲーム2019のファン投票最終結果が24日に発表され、阪神からは梅野隆太郎捕手(28)、ピアース・ジョンソン投手(28)、近本光司外野手(24)の3人が選ばれた。42万640票を獲得し、2年ぶり2度目の選出となった梅野は、自慢の強肩“梅ちゃんバズーカ”での盗塁阻止を誓い、MVP獲得を視野に入れた。
緊張の中で臨んだ初出場の2年前とは違う。「2回目なので、オールスターという舞台で楽しめるように」と意気込む梅野。球宴では“梅ちゃんバズーカ”をサク裂させる。
「足の速い選手、動いてくる選手が多い中、オールスターも隙さえあれば走ってくると思う。盗塁阻止を見せられるように。知らないファンの方にも見せられたらうれしい。“梅ちゃんバズーカ”を広められたら」
第2戦は甲子園で開催される。梅野は盗塁阻止に加え、さまざまなプレーで「ファンを喜ばせたい」ともくろむ。強調したのは、阪神の看板を背負って出場することの大切さだ。「(看板を)背負って恥じない、プロらしいプレーを見せてやれたら。それがMVPにつながったりしたら個人的にもうれしい」と勲章獲りへ意欲を見せた。
4月上旬には左足薬指骨折もあったが、ここまで出場71試合で全力プレーを見せている。同9日のDeNA戦ではサイクル安打を達成。戦い続けてきた姿がファン投票1位へとつながった。
同じ生年月日で大学時代、日本代表でバッテリーを組んだ広島・大瀬良との再結成にも期待がかかる。「一緒にプロに行けたらいいねと話していた仲。野球界のお祭りで組めたらいいな」。令和最初の夏の祭典で幾多の名シーンを演出していく。